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やりたい仕事ができない現実とどう向き合うか?転職で見つけた自分らしいキャリア

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目次

はじめに

やりたい仕事ができない現実に直面したとき、多くの人が仕事への意欲を失い、時には自己肯定感が低下することがあります。

これは世代を問わず、多くの社員にとっても共通の悩みです。

私も理想と現実のギャップに苦しみました・・・。

そして、転職という道を選ぶことにしました。

その結果、やりがいと充実感を持ってはたらける職場に巡り合うことができました。

本記事では、やりたい仕事ができない状況とどう向き合い、どのようにして自分らしいキャリアを築くかについて、私なりの経験を踏まえ、考え方や行動の指針をお伝えします。

本記事を読み終わるころには、あなたの方針が明らかになっていることでしょう。

ぜひ、最後までお読みください!

私の転職体験談

もう、20年以上前になります。

私は大学卒業後、中学校時代から抱いていた、やりたかった仕事に就くことができませんでした。

就職試験不合格(不採用)でした・・・。

(今思えば)それは、当然です。

当時の私は未熟過ぎました・・。

大学時代、特に勉学に励むことなく、目指すべき理想があるのに、4年間向き合うことをしませんでした。

好きなことをするために貴重な時間をただ、浪費していたのです・・・。

自業自得です・・・。

よって、自立した考え方や行動習慣が身につくわけもなく・・・。

ただのたよりない青二才でした・・。

時間は、鬼のように過ぎていきます。

そして、あっという間に卒業・・・。

私は、地元にとぼとぼ帰省しました・・・。

そして、ちょっとだけ興味のある会社になんとなく就職しました。

実家での社会人生活です。

実家は、なんとなく居心地が悪かったように思います・・・。

親は、大学まで出したのに・・・このていたらく・・・。

さぞ、納得いかなかったでしょう・・・。

まあ、その仕事は意外と楽しく、嫌いではなかったです。

当たり前ですが最初は失敗ばかりで、周囲の方に迷惑をかけまくっていました。

それでもめげずに、ひたすらがんばりました。

3年くらい過ぎた頃でしょうか・・・。

少しずつ仕事に慣れてきたころ、内からふつふつと湧き上がってくるものを強く感じるようになりました・・・。

これまで意識しないように流していましたが、だんだんと強くなってきて、看過できないレベルまでに大きくなってきたのです・・・。

それは、「今の仕事は、自分とってやりたい仕事ではない・・他にやりたいことがある・・。」という内なる声でした。

そしてまた2年の月日が過ぎました。

仕事もだいぶ覚えてきて、少しは自信がついてきました。

ある日、久しぶりに大学の友人たちと集まる機会があり、参加しました。

5年ぶりに旧友たちに会えて、嬉しかったのを覚えています。

旧友たちは、自身の仕事や、新しくできた家族などについて、それはそれは自慢げに話してくれました。

私は、じっくりと聴きました・・・。

衝撃に近い何かを受けたのは間違いありません・・・。

「自分なんて・・・。地元の冴えない会社に・・・。しかもやりたい仕事じゃないし・・・。ああ・・なんてことだ・・。」

だんだんと憂鬱に・・・。

旧友のAは、自分がなりたいキャリアを自信を持って語ってくれました。

写真まで見せてくれました。

実は、私が目指すキャリアもAと同じ職種でした。

「ああ、これか!・・これが・・そうなのか!・・」

その写真を見て、燃え上がる血潮のようなものが湧き上がってきたのです・・・。

「なにをしていたんだ・・・。5年もやりたくない仕事をずっと・・・ここを目指さなきゃいけないんだ!・・」

「このままでいいはずがない!・・なに安定を求めているんだ!・・・とびだせよ・・やれよ!・・いますぐ・・」

内なる声は、容赦なく自分を攻め立てます・・・。

旧友のBも私の目指す道を懸命に歩んでいました。

彼は、大学卒業当時、超氷河期だったので、一旦大学院で研究を行ったのち、念願のキャリアを獲得しました。

「うわ・・こんなルートもあるんだ・・・さすがだな・・。」

「おれは、今までなにをしていたんだ・・・。いいのか、このままで・・・」

もう、自分自身への怒りや、やるせない気持ちやらなんやらで、旧友との会話を楽しむゆとりはどこにもありませんでした・・。

実家に帰ってきた私は、「やるっきゃない!!」という気持ちでいっぱいでした・・・。

そして、就職に向けて行動を開始したのです!

「誰に何を言われようとも、自分の人生は、自分で決める!」

「自分がやりたい仕事をする!」

就職試験に向けた猛勉強の開始です。

恥ずかしながら、2年連続最終試験に不合格・・・。

知人から「素質がない。何回やっても無駄。」と言われました。

「今の仕事を続けなさい。」とも言われました。

考えました・・・。

今の仕事を続けると、確かにスキルも上がって、できることが増えていく・・・。

ただ、やりたいことではないんだよ!!

素質がない!?

何回やっても無駄だ!?

なんでそんなこと分かるんだよ!!

そんな先のこと見通すことができるくらい、あなたは人を見る目があるんかい!!

そんな一部始終を知ってか、突然妻が、「予備校はどう。」と助言してくれました。

そして一緒に見学に行きました。

数十万円を投資し、就職大手予備校へ。

独学でがむしゃらに勉強していた頃と比べ、体系的にポイントを押さえて教授してくれました。

私は、「今の仕事を脱したい!」というよりは、「やりたい仕事に就きたい!!」という一心で熱心に通い、励みました。

そして、3度目の就職試験に合格(採用)。

大学を卒業して8年が経過していました・・・。

長いような、短いような・・・。

感激の一言です。

転職という選択肢 キャリアを見つめ直すチャンス

私は、私の体験したことしか書くことしかできません。

私の場合、転職という選択をとりました。

それ以外、考えることはできませんでした。

「今の職場でやっていくほうが良いよ」と言ってくれる人もいました。

でも、どうしても、気持ちが湧き出てきてしまうのです・・。

やりたくない仕事をやり続けるほど、つらいことはありません・・。

私は、そこから飛び出すことを選びました。

2回連続試験に失敗した際、「センスがない。何回やっても無駄だよ。」と言った人もいました。

おそらくその方は「あなたにはもっと向いている場所がある。それを見つけるほうが良いんじゃないか」と助言してくれたのかもしれません。

私は、それでも諦めませんでした。

私のことは私が決めます。

だって、私の人生ですから。

他者が決めるものではありません。

正直、転職をして本当に良かったと思います。

だって、やりたい仕事ができるのですから!!

でも当初は、環境ががらりと変わったことが影響したのでしょうか。

心身の疲労により肺炎になって入院することになりました・・・。

なんと情けない・・・。

新しい環境に慣れるまで、それはそれは、数えきれないくらい失敗をしました・・・。

未熟なんですね・・・。

でも、いいのです!!

やりたい仕事ができるのですから!

いま、転職してから十数年の月日が経ちました。

本当に転職して良かったと思っています。

「やりたい仕事」に近づくための行動指針

私はやりたくない仕事をしていると、徐々に「膿みたいなもの」がたまってきて、心身がおかされていくような感覚を味ってきました。

特に、自分の気持ちに蓋をしている時は、特にそのように感じました。

時間を浪費している自分がいました。

私の場合、浪費とはやりたいことにつながらない、テレビやゲーム、その他くだらない娯楽などに貴重な時間を費やしてしまうことを指します。

今思えば、「何をしていたんだ…自分・・」と情けなく思います・・・。

ですから、大学卒業後の5年間(大学在学中4年間も含めて)は、時間を浪費していたことになります・・・。

すべてが無駄というわけではありませんが・・・。

いま、明確に分かるのですが、方針としては、「やりたいことをやりましょう」ですね。

正確には「とことんやってみよう」です。

できるだけ早くです!

失敗してもいいじゃないですか。

再チャレンジすれば良いのです。

他者から何と言われようとも気にしません。

「私」の人生ですから。

「私」が決めます。

そして、その決定に責任を持ちます。

あとは、努力のみです。

私の場合は、転職のために、就職試験を3回受けました。

最後の1年間は、数十万円を拠出して就職予備校に通いました。

そんな数十万円は出世払いですぐに元は取れますからご安心ください。

自分に嘘をつくことはできません。

正直でいてください。

やりたい仕事に真正面から向き合い、努力を積み重ねましょう。

まとめ

やりたくない仕事をしていると、シグナルを発してくれますので、それをキャッチしてください。

特に、1年や2年と継続している場合は、まぎれもなく、あなたの気持ちと一致しています。

正直に進むか、別の方法を考えるかは、あなた次第です。

私の場合は、やや時間がかかってしまいましたが、正面から突き進みました。

あなたには固有の状況等がありますから、十分ご検討の上、責任をもって行動の方針をお決めください。

やりたくない仕事をし続けるって本当に、しんどいです。

実は、大学卒業後の8年間の仕事は、無駄ではなかったと、今は思っています。

なんせ、未熟だった私を鍛えてくれたのですから・・。

その土台を作ってくれた前の会社の方々に感謝しております。

恥ずかしながら、やりたい仕事ができるようになったとしても、失敗の連続でした。

でも、後悔は一切していません。

私の大切にしたい価値観にあった仕事をしているわけですから。

こんなに嬉しいことはありません。

最後に、私、結城一郎が執筆したキンドル本を、ここで紹介させていただきます。

会社員として、長年働いてきた経験を、この本にまとめました。

近年課長として、プロジェクトチームをまとめる役に就きました。

その際に経験した、リーダーとして試行錯誤した体験談をまとめたものです。

あなたの、会社員としての、生き方や在り方に、少しでも参考になれば幸いです。

ご興味があれば、ぜひ手に取り、お読みください。

それでは!また!

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この記事を書いた人

名前:「実践!はたらきガイド」主宰、ユウキイチロウ

職業:企業の課長 / ブログ運営者

年齢:40代


一緒に働く喜びを分かち合い、はたらくことの意義を深めましょう。

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