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40代後半から50代の転職、現実は厳しい。私がおすすめしない理由

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こんにちは。私は40代後半、20年以上のキャリアを持つ会社員です。

30歳のとき、かねてから希望していた職種に転職。

年収が1.5倍にアップしました。

仕事内容も理想的で、今でもその選択に満足しています。

最近では、現職のスキルアップを目的に、関連する分野での研修交流にも参加し、新たな経験を積んでいます。

ただ、転職を考えるかと聞かれると答えは「NO」です。

40代後半から50代での転職は、リスクが大きく現実的ではないと考えているからです。

今の時代、YouTubeやSNSで「転職や起業が人生を変える」といった話を目にする機会も増えましたが、それが必ずしも誰にでも当てはまるわけではありません。

このブログでは、私が40代後半から50代での転職をおすすめしない理由について、自身の経験を交えながらお話ししていきます。

目次

転職に満足しているからこそ、今の選択を大切に

30歳での転職経験

超氷河期世代。

当時、就職はいばらの道でした・・。

凡人の私は、大学卒業後、念願の職種に就くことは叶わず・・。

半年間、アルバイトとして働きました。

正職員の道は険しかった・・・。

1年後、ようやっと正職員になることができました。

それだけ、就職について厳しかった時代だったのでしょう。

だけど、希望の職種とは程遠い・・。

でもこのご時世です・・、黙ってはたらくしかありませんでした・・。

そして、ずっと抱いていた職種へのチャレンジを、その5年後に果たしました。

でも・・2年連続、不採用・・・。

トホホ・・・。

諦めるわけにはいきません!

3回目、念願の職種を勝ち取ることができました!

大学を卒業してから、ゆうに8年の月日が過ぎていました・・・。

長かった~・・・。

当時30歳、私は体力も気力も充実していていました。

現場では、遮二無二はたらきました。

失敗に失敗を重ねながら・・・。

30歳は若い!

体が動く!

気力も十分!

20代ほどではありませんけど・・。

転職によって、年収は1.5倍になりました!

周り道をしましたが、30歳という年齢で転職できたことは、本当に良かった・・。

40代後半、今の気持ち

今、40代後半になり、仕事にだいぶ慣れてきてきました。

人材を育成するといった、新たな役割を担うようになりました。

企画・運営面でリーダー的な役割を担うこともあります。

チームを率いるポジションを担うこともあります。

今、大きなやりがいを感じながら働くことができています。

ただ、注意しなければならない点があります。

それは、年齢的な体力や気力の衰えです。

ここは、目をそらしてはいけない点です。

20代、30代のように「遮二無二」はたらくことは難しいです。

長時間労働が続くと、心身ともに疲弊してしまいます。

また、家族とふれあう時間をおろそかにすると、家庭内でトラブルが生じます。

家族とのふれあいは大切です。

精神的な安定をもたらしてくれます。

もし、家庭内でトラブルが続くと、神経がすり減ります。

そして、仕事にも支障が出ます。

40代後半から50代は、「仕事、仕事、仕事」というわけにはいかない・・。

中には、「猛烈に、がむしゃらに」はたらくことができる人もいるかもしれません。

ですが、それは少数です・・・。

私は、「これまでの経験や知見を生かして、社会や組織に貢献する!」ことを最大の目標にしています。

だからと言って、身体に鞭を打ち「遮二無二」はたらくくことを良しとはしません。

健康第一に、ワークライフバランスを重視しながら、「社会に貢献する」ことを目指しています。

私にとって転職は、リスクが高いと認識しています。

起業や転職は、多少あこがれはしますが、答えは「NO]です。

40代後半から50代の転職をおすすめしない理由

まず、ゼロからのスタートとなると、気苦労が甚大です。

現職の実績があるとしても、新しい環境に慣れるまでは、毎日が学びの連続でしょう。

失敗から学ぶ謙虚な気持ちを維持するのは、それなりの覚悟が必要です。

自分より年が若い人たちにあれこれ指図されたり、時には注意されたりすることもあるでしょう。

年齢的に、体力や気力が衰えているという課題もあるでしょう。

長時間労働は、体力や気力を容赦なく奪っていきます。

はたして、これらに耐えることができるでしょうか。

無理が効かない年代だと思います。

「経験や知見が豊富」というアドバンテージはありますが、転職先でそれらが通用するとは限りません

年収の問題もあると考えます。

私は、幸運にも30代の転職で年収UPしました。

でも、40代後半から50代の転職では、よほどのことがない限りそうはいかないと思います。

年収UPの記事を拝見しますが、ピックアップされているだけです。

実際はごく少数です・・。

多くの人は、イメージしていた年収と異なる(年収ダウン)のではないでしょうか。

年収ダウンとなれば、今後の資金繰りを練り直さなければなりません。

このような負荷をかけてまで、転職をする覚悟はありますか。

私には、ありません。

40代後半~50代転職は、リスクが大きいと考えます。

転職以外の選択肢:現職での可能性を広げる

私は今、研修という名目で、現職種にごく近しい職場環境ではたらいています。

3年間限定の研修です。

この年になって、自ら希望しました。

知見を広げて、組織や社会により貢献できる人材になりたかったからです。

現職と異なる部分はありますが、ごく近しい職種なので応用が効きやすいです。

年収はあまり変わりません。

新しい環境なので、覚えることは多いです。

年下の同僚にも積極的に質問して、教えてもらう機会もたくさんありました。

恥ずかしながら、失敗もたくさんしました。

でも、20代、30代のころと比較して、失敗を謙虚に受け止めることができるようになったのを感じます。

「この年になって失敗か・・」

ではなく、自ら目的があって研修に来たわけですから、初心を忘れないようにして学びの姿勢を貫いています。

あと、2年間ほど研修という名目ではたらきます。

思い存分、自らのスキルや知見を高めていきたいと思っています。

まとめ

40代後半から50代の転職、現実は厳しいのではないでしょうか。

私は、おすすめしません。

体力や気力の問題。

年収ダウンの可能性。

転職したとしても、これまでの実績が反映されないリスク。

20代、30代のように、もう「遮二無二」はたらくことは難しいです。

だったら、現在の職場でより貢献できるように、自らを高めていくしかありません。

あなたにできる何かが、きっとあるはずです!

あなたにしかできない何かを!

これからも、一緒にがんばっていきましょう!

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この記事を書いた人

名前:「実践!はたらきガイド」主宰、ユウキイチロウ

職業:企業の課長 / ブログ運営者

年齢:40代後半


一緒に働く喜びを分かち合い、はたらくことの意義を深めましょう。

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