職場で、ちょっとした嫌味を言ってくる人いませんか。
複数の同僚たちと話している時に、平気で楽しそうに。
会話を折りたくないので、その場はスルーするけど、後味が悪いです。
そんな時に、どのような対応をしたらよいのでしょうか。
あなたがとるべき対応について、私の拙い経験を踏まえて解説していきます。
本ブログを読むことで、嫌味を言われようが、何を言われようが適切に対応できるようになります。
ぜひ、最後までお読みください!
スルーして職務に専念
やや怒れるけど、スルーできる程度の嫌味であれば、あえて反応しない。
要は、相手が望んでいる反応を与えないということです。
相手が望んでいる反応とは何だ!?ということですが、私の経験から大きく2つに分けられます。
1つめは、優位に立ちたい。
2つめは、注目を得たい。
ほぼ、上記2つに集約されるのではないでしょうか。
優位に立ちたいのは、相手を怒らせたり、不安にさせたりすることで、自分自身の優位性を確認したい。
相手がひるんだら、嫌味を言っている方の思うつぼです。
怯えていたり、怒ったりしたら、どんどんエスカレートするでしょう。
相手をコントロールしていることに、優越感を感じているのです。
絶対、反応するべきではありません。
聞こえているけど、完全スルー。
堂々とあなたのするべきことをすればよい。
2つめの注目を得たいですが、要は不適切なことを言ってあなたの注目を得たいのです。
小学生が好きな人をからかっているのと同じです。
これもスルーです。
だって、嫌味という不適切な言動で注目を得ようとしているわけですから。
おもいっきり無視しましょう。
堂々と自分のすべきことを淡々と行っていてください。
注目を得たいのなら、普通に挨拶をしたり、雑談をすればよいのです。
業務に関することであれば、普通に協力すればよいのです。
嫌味という不適切な言動で、注意を得ようとする輩は、相手にしなくてもよい。
完全スルー。
反応すると、「しめしめ」とよけいつけあがります。
まるで、小学生のような話ですね。
でも、モラルを欠いた職場では、残念なことによくあることです。
続くとめんどくさいので、要注意です。
では、イメージしやすいように、次のような仮想の場面を想定してみましょう。
(週末に行われるチームのプロジェクト進捗ミーティングにて)
「皆さん、先週の進捗についてシェアしていきましょう。」
「私はこの2つのタスクを完了し、あと1つは今週中に終わらせる予定です。」
「私は3つのタスクを完了しました。」
「私は先週、外部の会議が多くてタスクをあまり進められませんでした。」
「山田さん、いつも何かと理由があって忙しいみたいですね。」
「私たちは同じ時間をもっているのに、なんでできないのかな?」
(スルーし、深呼吸をして calm に)
「次週には2つのタスクを完了させる予定です。」
(スルーし、次の話題へ)
「それでは、次のアジェンダに移りましょう。」
この場面では、同僚の嫌味に冷静に対応しています。
このようなイメージで対応しましょう。
雰囲気が悪化することなく、業務に専念することができます。
直接的に対応する
嫌味が続く場合や、その内容が適切でないと感じた場合は、適切なタイミングで、冷静かつ毅然と自分の気持ちや考えを伝えるのもひとつの方法です。
要は、堂々と、「やめてほしい」ことを伝えればいいのです。
ただし、怒鳴ったり激怒したりしてはいけません。
伝え方が適切ではないし、よい効果を生じません。
あくまでも冷静に堂々と伝えましょう。
嫌味などは、ちょっとしたことでも、それはハラスメントに該当にする可能性があります。
言われた相手は、はっと気付くでしょう。
はじめて、相手が嫌がっていたことを気付くかもしれません。
良識ある大人ならば、自分なりに考え、今後は気を付けるようになるでしょう。
さて、イメージしやすいように、次のような場面を想定してみましょう。
(昼休み、職場の休憩室にて)
「山田さん、また今日も会議で忙しいんですか?」
「私たちは同じ時間をもっているのに、なんでできないのかな?」
(少し深呼吸してから)
「佐々木さん、正直に言うと、あなたのコメントは少し傷つくことがあります。」
「私もできる限り努力しているのですが、状況や担当業務の違いがあります。」
「直接的なフィードバックやアドバイスがあれば受け入れますが、嫌味は職場の雰囲気を悪くするだけです。」
「お互いに協力し合って、より良い職場環境を作りたいと思うので、そのような発言はやめていただきたい。」
「そういうつもりでは言っていなかったんだけど…。」
「申し訳ありませんでした。」
このように、冷静かつ毅然に伝えましょう。
気付いていない場合がほとんどです。
だからあえて伝える必要があります。
直接言うのは勇気のいることですから、直属の上司に行ってもらうのも一つの手ですね。
相談する
あまりにも頻繁に嫌味を言ってくる場合や、他の同僚もその嫌味に悩んでいる場合は、上司や人事部門に相談するのも考えられます。
継続しているなら、ハラスメントの案件の可能性が非常に高いです。
迷わず、上司やしかるべき人に相談しましょう。
あなたの健康が損なわれることになったら、最悪です。
では、イメージしやすいように、次のような場面を想定してみましょう。
(社内のカフェテリアでの休憩時間)
「佐々木さんからの嫌味、最近特に多くなってきたよね。」
「うん、私も感じている。」
「特にミーティングのときとか、みんなの前で言われると、少し落ち込むよ。」
「実は、他の部署の人からも同じようなことを聞いたんだ。」
「そうなんだ…。」
「みんなで耐えてる状態っていうのも、どこかで健全じゃない気がするよね。」
「そう思う。上司や人事に相談するのはどうだろうか?」
「私もそれを考えていた。」
「ただ、一人で言い出すのはちょっと勇気がいるかな。」
「じゃあ、二人でまずは上司に話をしてみるのはどうだろう?」
「いいと思う。」
「合わせて、他の同僚たちの意見も集めて、具体的な事例を持って相談しよう。」
この場面では、嫌味に悩む同僚が、上司への相談を検討する過程を示しています。
嫌味は職場の環境を乱す元凶です。
あなたの健康も損なわれる危険があります。
一人で抱え込むのは絶対にやめましょう。
大丈夫。
絶対に、力になってくれる人がいますから。
まとめ
職場で嫌なことを言ってくる人は、必ずいます。
その言葉にはちょっと怒りたくなるけど、まあ、大きなことではないから、どう対応したらいいか迷うことがあります。
ただし、放っておくと、面倒なことに・・・。
だから、早めに対応しましょう!
1つ目の方法は「スルーする」。
その人の言葉にあえて反応しないこと。
そのうち、反応がないから言わなくなるかもしれません。
2つ目は「直接的に対応する」。
これは、堂々と冷静に「それは傷つくから、そういうことを言わないでほしい」と伝える方法です。
少し勇気がいるかもしれません。
でも、自分の気持ちをしっかりと伝えることで、良識のある相手なら気を付けてくれるでしょう。
3つ目は「相談する」。
同僚や上司に相談して、アドバイスをもらったり、一緒にどう対応するか考える方法です。
どの方法がいいかは、その時の状況や気持ちによるので、ご自身の心地よい方法を選んでください。
職場の環境は生ものであると思います。
たかが嫌味と思わないでください。
ちょっとした嫌味が、職場の雰囲気を徐々に壊していきます。
本ブログが、あなたの職場環境を少しでも改善することなれば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
最後に、私、結城一郎が執筆したキンドル本を、ここで紹介させていただきます。
会社員として、長年働いてきた経験を、この本にまとめました。
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あなたの、生き方や在り方に、少しでも参考になれば幸いです。
ご興味があれば、ぜひお読みください。
それでは!また!