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休職した方の業務を肩代わりをする時の留意点について

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はじめに

あなたは、職場で休職した方の仕事の肩代わりをしたことはありますか。

その結果、業務が増大した場合、どのようなことに留意したらよいのでしょうか。

本ブログを読むことで、当事者の視点に気付いた上で、適切に対応することができるようになります。

ぜひ、最後までお読みいただき、仕事のスキルUPにつなげていただきたいと思います。

それではまず、休職する理由について解説します。

休職する理由

私の経験上、休職する理由で最も多いのは「職場の人間関係」であると感じています。

途中で、休職するほどです。

かなり過酷な状況が継続していたはずです。

私が思うに、パワハラ、セクハラ、モラハラなどの被害者である場合がほとんどではないでしょうか。

業務と関係があるなしに関わらず、不当に他者から過度に(継続的に)批判されたり、侮辱されたり・・・。

要は、職場が安心・安全でないと感じているのです。

ですから、一時的に休職するのは、適切な対応です。

だって、健康のほうが大切ですから。

まずは、ここを理解しましょう。

ここから「あなたが何ができるか」が明らかになってきます。

もう少し具体的に解説していきましょう。

要因の一つに、職場全体のモラル低下が大きな要因としてあげられます。

これは、中間管理職を含め、管理する側が、常日頃から職場のモラル(規範)に対して、アンテナを高くしているかいないかで大きく左右されます。

ハラスメントは、今や企業の社会的信用を失墜する行為です。

誰だって、このような職場は、回避したいでしょう。

そのような企業に、求職する人はいません。

ハラスメントが横行する組織に、明日の未来はありません。

徹底的に排除すべきことなのに、もしなおざりにしているとしたら、その組織はいずれ滅びます。

あなたが被害を被って改善が見込まれないのならば、一刻もはやく見放しましょう。

あなたの健康の方が、よっぽど大切です。

他に思い当たるのは、誤った人事(人事ミス)によるものです。

人事する側が、「あの社員は優秀だから、これくらいの任務の負荷は克服できるだろう」と勝手に仮説を立ててしまうことです。

いざ、蓋をあけてみたら、対応できないことで燃え尽きてしまう・・・。

周囲のサポートもとどかず・・。

意外とあるのではないでしょうか。

人事する側の安易な決定は、絶対に避けなければなりません。

複数の目で見て、時間をかけて確認の上確認を重ね、最後にトップが決断をする必要があります。

人事する側の「これくらいなら、大丈夫だろう。」という安易な判断は、時として人の「こころ」を追い詰めてしまう可能性があるのです。

一人で困難を抱え、怯え、傷つき、夜もろくに眠れなかったのかもしれません。

このような状態になったら、仕事から一時的に離れないと、自身の精神状態が保てません。

休職は、適切かつ当然の判断だと思います。

健康より大切なものは、ありませんから。

業務を肩代わりをする時の留意点

では、留意点に話題を移しましょう。

一時的にせよ、休職者の業務をカバーする必要が出てきます。

当面は、チームの関係者が、業務を肩代わりすることになります。

部長や課長に類する立場にある者は、適切に指示をして配置に就かせます。

引継ぎ等が煩雑になるので、取り急ぎそれらの業務に関係のある人が肩代わりすることになるでしょう。

業務を遅滞させるわけにはいきません。

ここは踏ん張りどころどころです。

多少の残業も覚悟しなくてはなりません。

そうはいっても、1か月~2か月程度だと思います。

部長や課長に類する立場のある者は、人材を新しく充てるよう、迅速に対応します。

1か月~2か月を目安に、人材をあてその業務につかせましょう。

新しい人材がくるまで、チームで業務を分担することになるでしょう。

分担すれば、一人当たりの業務量は、それほどではなくなります。

こういう時こそ、チームワークです。

ネガティブな感情に振り回されるのは、好ましくありませんが、私たちも生身の人です。

そのような心境になることもあるでしょう。

もし、そのような状態になったら、一人で抱え込まず、必ず周囲に相談しましょう。

あなたが、まいってしまったら、それこそ大変です。

早めに相談です。

心掛けることは、淡々とやること。

それだけです。

ネガティブ感情が出てきそうになったら、否定しない。

まずは受け入れてあげましょう。

そして、淡々と業務をこなしましょう。

大丈夫。

いずれ、新しい人材が必ず来ます。

良いこともあります。

業務を肩代わりすることで、仕事の経験値が上がります。

視野が広がって新しい気付きを得、あなたの業務にプラスにはたらくことがあるでしょう。

また、チームの団結力がより向上する可能性が大いにあります。

ピンチはチャンス!

困難な状況をチームで乗り切ることで、自信と信頼を得ることになるでしょう。

まとめ

休職者の業務を肩代わりすることについては、ネガティブなイメージがつきまとうかもしれません。

業務の負担増で、残業が多少増えるかもしれません。

あなたの本来の業務に集中できなくなるかもしれません。

ただし、それは一時的なものです。

組織は、必ず動いてくれます。

新しい人材が補填されるまでの、少しの辛抱です。

淡々と業務をこなしてください。

新しい業務は、あなたの知見を広げてくれるでしょう。

新しい能力やスキルが開発されるでしょう。

チームワークが向上して、よりはたらきやすい職場になるでしょう。

ピンチはチャンスです。

そして「おたがいさま」であることを認識してください。

あなたも、私も休職する可能性はあります。

そうです。

「おたがいさま」です。

もしあなたが、つらくて燃え尽きそうになってしまったら、一人で抱え込まず、必ず周囲に相談してください。

大丈夫。

必ず、あなたに寄り添い、助けてくれる人があらわれます!

あなたが、困難な状況に対しても前向きに対応ですることで、充実した時間を過ごすことができますように。

心から応援しております。

最後に、私、結城一郎が執筆したキンドル本を、ここで紹介させていただきます。

会社員として、長年働いてきた経験を、この本にまとめました。

近年課長として、プロジェクトチームをまとめる役に就きました。

その際に経験した、リーダーとして試行錯誤した体験談をまとめたものです。

あなたの、生き方や在り方に、少しでも参考になれば幸いです。

ご興味があれば、ぜひお読みください。

それでは!また!

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この記事を書いた人

名前:「実践!はたらきガイド」主宰、ユウキイチロウ

職業:企業の課長 / ブログ運営者

年齢:40代


一緒に働く喜びを分かち合い、はたらくことの意義を深めましょう。