はじめに
仕事でミスが続くと、自信を失い、自己肯定感が低下してしまうことがあります。
それがきっかけで「自分は仕事に向いていないのではないか」と感じ、さらには仕事への意欲まで失ってしまうこともあります。
しかし、ミスは必ずしも悪いことではありません。
原因を見極め、適切な対策を講じれば、ミスは成長への大きなチャンスになります。
私も数えきれないほどのミスを経験してきましたが、そのたびに周囲の助けを借りながら、自分のスキルを磨いてきました。
本ブログを読むことで、同じ悩みを抱える方々が自信を取り戻し、再びパフォーマンスを向上させるきっかけとなることを願っています!
成長のチャンス
社会人になってからというもの、それはそれはいくつものミスをしてきました。
ミスをするとまあ、へこみます・・。
落ち込みます・・。
逃げ出したくなります・・。
でも、なんとか踏ん張ってきました。
社会人なりたてのころは、がむしゃらです。
社会のルールを分かったつもりでいましたが、対人関係のトラブルをはじめ、業務上のミスなどいっぱいしました。
思い出したくないことが頭に浮かんできます・・・。
ミスをすると、心身ともに疲弊します。
私の場合は、よく体調を崩していました・・。
きっと免疫機能が低下してしまうんだと思います。
忘れもしない・・・、もう20年くらい前でしょうか・・・。
あの対人関係のトラブルでは、謝罪しても相手は許してくれませんでした・・・。
つらい経験でした・・・。
痛みを伴った学びなので、忘れることはないです。
記憶にしっかりと刻み込まれています。
ふと「学校で学んできたことはなんだったんだ!?」と思ったことがありますが、それは言い訳ですね・・。
未熟者でした・・・。
こうして若いころは、ミスをしながら学んでいったように思います。
今でも、ミスをします。
40代になってもです!
もちろん痛みを伴います。
毎回反省です。
でも、また成長できます!
そして、より貢献できるようになります!
ミスはつきもの。
学びのチャンス!
成長のチャンスです!
謙虚な姿勢で周囲と連携
業務上のミスは、周囲との連携である程度、未然に防ぐことができます。
例えば、あるプロジェクトの素案を作成するとしましょう。
私は、過去の資料を参考にしたり、必要な情報を事前に収集したりして作成します。
素案がある程度できたら、必ず関係者や上司に相談します。
「事前に周囲に相談する」がポイントです。
意見を参考にして、再度修正を加えていきます。
できあがった素案は、自分でよく確認して読み返します。
次に、しかるべき会議で検討します。
意見を参考にして、再検討をします。
大きな不備があれば、再構成をします。
必要ならば、必ず上司や関係者に相談します。
この素案が完成していくプロセスに「ミス」という概念はあまり当てはまらないかもしれません。
では、「ミス」とはどのようなことを指すのでしょうか。
それは、関係者や上司などと事前に協議しないまま、自分やごく少数の協力者だけで作成していくことです。
これは「ミス」となる可能性が高まる手順です。
ある段階で大きな障害がみつかった際、振り出しに戻ってしまう可能性があります。
せっかくここまでやったのに・・・。
会社などの組織では、周囲と協力しながら、プロジェクトを進行していくのが原則です。
「急がば回れ」
恐れることなく堂々と、自身の素案を周囲にぶつけていきましょう!
ミスが起きたときの対応
ミスが起きたときは、迅速に対処するに限ります。
どんなミスであれ、できるだけ早く上司に報告をします。
正直にありのまま伝えます。
「叱られる」とか「小言がめんどくさい」とかどうでもいいです・・。
とにかく、速やかに報告しましょう。
スタートが早ければ、精神的なダメージが少なくてすみます。
解決するのも容易になります。
もし、正直に言えないでそのままにしておくと、大変なことになります。
糸がからまりすぎて、ほどけなくなります・・・。
放置した結果、どこかで必ずミスは発覚します。
その時間が長ければ長いほど深刻な事態になってしまいます・・・。
私が思う、最も深刻な事態とは・・・
信用を失う可能性があることですね・・・。
今後の上司や周囲との信頼関係が脅かされてしまいます・・。
だから、できるだけ早く上司に報告しましょう。
その際、改善策を持っていると良いです。
だいじょうぶ!
上司は、一緒に考えてくれます!
そして方向性が決まったら、あとは行動あるのみです。
解決に向けて、すぐに動きましょう。
恥ずかしいとか、怒られるとか、そんなのはどこかに置いておいてください。
報告しないと、もっと大変なことになりますから!
まとめ
仕事でミスが続く場合、手順が間違っている場合がほとんどです。
進行過程において、事前に上司や関係者に相談しましょう。
一人の力でできることはごくわずかです。
素案ができあがったら、迷わず見てもらいましょう。
修正に修正を重ね、より良いものが出来上がっていきます!
疑問を感じたら、上司や周囲にぶつけましょう!
練りに練っていく感じです!
「急がば回れ」です。
そして、「ミスはつきもの」と思ってください。
「仮説を検証した結果、一致しなかった」だけです。
そしたら、再検証しましょう。
一致しなかった要因を考えましょう。
その繰り返しです。
この手順が分かれば、ミスという概念がなくなります。
成功への一歩と捉えることができます。
この一歩一歩が、貴重なスキルアップにつながると思います。
ミスを学びに変えましょう!
最後まで、お読みくださりありがとうございました。
最後に、私、結城一郎が執筆したキンドル本を、ここで紹介させていただきます。
会社員として、長年働いてきた経験を、この本にまとめました。
近年課長として、プロジェクトチームをまとめる役に就きました。
その際に経験した、リーダーとして試行錯誤した体験談をまとめたものです。
あなたの、会社員としての、生き方や在り方に、少しでも参考になれば幸いです。
ご興味があれば、ぜひ手に取り、お読みください。
それでは!また!