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40代後半、働き盛りの私が選んだ親の介護との向き合い方

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目次

はじめに

働き盛りの私たちは、仕事や家庭に全力を注いでいる中で、突然の親の介護という課題に直面することがあります。

私もその一人です。

仕事で成果を出し、家族を守り、社会に貢献するという責任に加え、親の健康と安全を守るという新たな使命があります。

親の介護は、心身の負担だけでなく、時間や経済面でも大きな影響を及ぼします。

一人で抱え込むにはあまりにも重い課題です。

私は妻や妹と協力しながら、制度を活用し、現実的な選択をすることで乗り越えてきました。

本記事では、私自身の体験をもとに、親の介護に向き合う際の考え方や工夫を紹介いたします。

参考にしていただき、あなたに合った道を見つけるヒントになれば幸いです。

状況と課題

それは、突然でした。

母の心身の状態がこれほどまでに悪化しているとは・・・。

実は、母とは10年ほど、まともに会っていませんでした。

そんな状態の中、妹から母の状態が良くないと連絡がありました。

弟が母をみていたのですが、経済状態が悪化して、母の面倒がみることができなくなったということでした。

私は、妹とともに母を訪ね、状況を確認しました。

予想以上でした・・。

歩行が不安定、しかも視力が物凄く落ちている・・・。

母はほぼ一人で、猫と一緒に暮らしていました。

衛生状態も良くない住環境・・。

私は、母をみて課題を2つ見定めました。

健康的な生活を取り戻すこと、生活の拠点を定めること・・。

家は、差し押さえられることになりました・・。

調べているうちに、母は医療機関に通っていないことが分かりました・・。

私が選んだ解決策

私は、「介護保険制度を活用して、さまざまなサービスを受けることで、健康的な生活を送る」ことを最優先の課題としました。

その日のうちに、地域のケアマネージャーへ連絡し、相談へ行きました。

医療との関係を数年前から断ち切っていたようなので、早急につなげる必要があると判断しました。

数日後、近くの総合病院に母を連れていくことにしました。

私は仕事で、平日付き添うことができないので、妻や妹に頼みました。

予想通り、検査入院が必要でした。

1か月間の入院。

その間、私はケアマネージャーさんと相談です。

いろいろな選択肢があったのですが、近くのシニアマンションを母の居住地としました。

このシニアマンションの中には、デイサービスを利用することができます。

母は、ほとんど家から出ない生活をしていました。

他者とかかわりを持つ機会は、ほぼ無し・・。

身体を動かすことも、ほとんどしていないようでした。

私は、妻や妹と協力して、介護保険サービスを受けるための手続等を行いました

そして、デイサービスなどの必要な福祉サービスが受けられるよう、手続きをしました。

デイサービスは、身体の状態を把握して、身体活動やレクリエーションを行ってくれます。

また、他の利用者さんと会話などをして、他者とつながりを持つことができます。

母はシニアマンションで生活を始めました。

マンションには、同じような状況の高齢者がたくさんいらっしゃいました。

毎日、他の居住者さんと食事を一緒に食べます。

こおことにより、生活の中で人とのかかわりが生まれました。

いままで、引きこもり状態であったのが、うそのようです。

しばらくすると、母の表情がずいぶんと明るくなっているのに気付きました。

それは、シニアマンションの利用者さん、デイサービスの職員さんのおかげだと思います。

よかった・・。

医療機関とつながりをもてたことで、健康状態も良くなっていきました。

母の生活がしだいに安定してきました。

よかった・・。

学んだこと

親の介護が必要になった時、必要な福祉サービスをケアマネージャーさんと相談しながら模索していくことが、何よりも重要です。

決して、一人で抱え込むのは避けましょう。

妻や兄弟姉妹等と、情報を共有しながら協力体制をつくっていくことも必須です。

仕事で忙しいなら、仕事が終わった後や休日を活用します。

医療機関への通院は、付き添いが可能な人が行くようにします。

仕事で行くことができない私は、勤務時間以外でできること(ケアマネージャーさんとの打ち合わせ、妻や妹との連絡調整、経済的な支援など)をしました。

支援者間で情報共有しながら、目指すべき方向(母の生活の安全や安心)を同じくして、それぞれのできることや強みを生かしていく。

まるで、仕事のプロジェクトみたいですね・・。

そうです、介護はチームワークが何よりも大切。

関係者と、意見の相違や摩擦が生じることもあるでしょう。

でも、率直な意見を出し合って支援者間の合意のもと、課題に立ち向かう体制を構築したほうが良いと思います。

率直な意見交換がないと、支援の偏りや不満が蓄積し、遠からず協力体制にヒビが入るからです。

大切な局面で崩壊しかねません。

持続的に向き合う基盤をつくることが何よりも大切だと思います。

まとめ

「40代後半、働き盛りの私が選んだ親の介護との向き合い方」というテーマで本記事を紹介させていただきました。

親の介護に直面した際、あなただけで抱え込んではいけません。

近親者やケアマネージャーさんと、協力体制を築きましょう。

情報を随時共有しながら率直な意見交換を行い、目標を同じくしてチームで向かっていくのです。

あなたがリーダーシップをとっても、他の方がとってもかまいません。

とにかく、一人で抱え込むのはよして、チームで対応していきましょう。

ただでさえ忙しい40代後半・・。

自分でできることはごくわずか・・。

みんなで協力して対応することで、大きな力を発揮します。

介護は、「おたがいさま」という考えも必要です。

いずれ、私もあなたも介護を受ける側になるでしょう。

大切な家族の安心や安全のために、あなたができることをしましょう!

一緒にがんばっていきましょう!

本記事が、あなたの状況に合った道を見つけるヒントになれば幸いです。

最後まで、お読みくださりありがとうございました。

最後に、私、結城一郎が執筆したキンドル本を、ここで紹介させていただきます。

会社員として、長年働いてきた経験を、この本にまとめました。

近年課長として、プロジェクトチームをまとめる役に就きました。

その際に経験した、リーダーとして試行錯誤した体験談をまとめたものです。

あなたの、会社員としての、生き方や在り方に、少しでも参考になれば幸いです。

ご興味があれば、ぜひ手に取り、お読みください。

それでは!また!

課長の教科書 結城一郎と学ぶチームワークとリーダーシップの実践

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この記事を書いた人

名前:「実践!はたらきガイド」主宰、ユウキイチロウ

職業:企業の課長 / ブログ運営者

年齢:40代


一緒に働く喜びを分かち合い、はたらくことの意義を深めましょう。

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