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変えられるものと変えられないもの

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目次

はじめに

みなさん、こんにちは。

今回は、「変えられるものと変えられないもの」について解説します。

変えられないものに焦点を当ててストレスばかりたまっていくことは誰にでもあります。

例えば、旅行を楽しみにしていたのに、あいにくの雨で行くことができなかったり、行ったとしても外で遊ぶ活動ができなかったりするのはしょっちゅうあります。

また、起きてしまった過去の出来事を変えようとしても、絶対に無理です。

タイムマシンかなんかがあれば別ですが。そんなのないです。

変えることができなないものに固執しまうと、高い確率で貴重なエネルギーを浪費してしまいます。

変わることができる何かに焦点を当てたほうが、きっと好循環を生み出すことにつながります。

どのように行動するのか、どのように考えたらよいのかが分かれば、私たちの貴重な時間を、自分や社会、他者のために使うことができるようになります。

それでは解説していきます。

変えられるもの

行動や態度

自分の行動や態度は自己の意志で変えることができます。

例えば、新しいスキルを学ぶ、運動する、他人に対する態度を変えるなどが挙げられます。

私は、ある時期、仕事で多大なストレスを抱えて困っていました。

睡眠に影響するほどまでになっていました。

このままでは健康がやられると危機感を感じました。

真剣にこれからどうしたらよいか考えました。

1週間くらいして、「あ、身体を疲れさせればいい。」と考えたのです。

つまり、運動をして身体を疲れるようにすれば眠りやすくなるのでは。

仮説を立てました。

睡眠がよくないその日の日中は、頭がぼーっとしています。

でもその日の夜は睡眠不足でしかも身体がくたくたなのでぐっすり眠ることができます。

じゃあ、夕方~夜に運動(適度に疲れる運動)をしよう!

仕事から帰宅し、就寝前の間になんとか30分時間を確保します。

そして、家にあるエアロバイクで30分ほど汗を流します。

エアロバイクは静音なので家族に迷惑を掛けません。

一人で黙々とエアロバイクをこぎます。

さて、不思議なことに、身体がほどよく疲れているので、自然と寝入ってしまいます。

いまのところ成功していますが、これからも検証を続けていきます。

環境

自分がいる環境や場所を変えることができます。

引っ越しする、職場を変える、新しい趣味や活動を始めるなどが該当します。

ついつい家にいるとだらだらしてしまいます。

スタバで勉強するなど環境を変えると、噓のように仕事や勉強に集中することができます。

非常に興味深いことです。環境は行動に影響するのです。

私たちのちょっとした行動で時間を有効に使うことができます。

とっても不思議ですね。使う手はないです。

知識や学習

新しい知識やスキルを学ぶことで、自分の能力や見識を変えることができます。

本を読む、オンラインの講座に参加する、情報を調査するなどが例です。

自己投資をしてより社会や他者に貢献するためには、知識や学習が欠かせません。

知識や学習に費やす行動は自分でできることです。

よく、過去や人は変わらないけど、自分や未来は変えることができるといいます。

まさに「知見を得るために学習する」とは変えることの代表例です。

自己投資のための行動は、私たちの生活にさまざまな好循環をもたらします。

知見を仕事や日常生活で生かすことができます。

変えられないもの

過去の出来事

過去に起きた出来事や経験は変えることはできません。

過去は変えることができない最も代表的な例です。

過去のネガティブな出来事に固執する必要はさらさらありません。

まったくもって害がありすぎます。

エネルギーが限られているのに・・・。ほんともったいない。

私も泥沼にはまることは度々あります。

毎回悔しい思いをします。

「これからどうするか」に思考や行動をチェンジしたいものです!!

他人の行動や意思

他人の行動や意思は自分がコントロールすることはできません。

過去と同じく他人は変えることはできません。

変えることができないことを前提に他者とかかわることが大切です。

他者に期待しすぎて、それが叶えられないことはよくあります。

そうすると、たいていはネガティブな感情が湧き上がってきます。

でもネガティブな考え方や感情を抱いていては、たいてい物事はうまくいきません。

変えられない他者をコントロールしようとするのはおすすめしんません。

他人の考え方や行動を変えることはできませんが、自分の反応や対応は変えることができます。

自分がどのように対応するか考えましょう。

相手がどのようにふるまうかは相手が決めることなのです。

割り切りましょう。

時間を有効に使うことができます。

冷静に物事を考えることができ、しかも問題の解決につながります。

自然の法則

自然の法則や物理的な制約は変えることはできません。

重力や時間の経過などは人間の意志では変えられません。

先日、旅行に行きましたがあいにくの雨で、戸外で遊ぶことができませんでした。

期待していた遊園地に行くことができませんでした。

これは自然の法則なので、どうあがいても諦めるしかないです。

私たちにできることは、室内で遊ぶことができる場所を探したり、天気予報を毎日見て旅行日を決定したりすることです。

天気のことでいつまでも憂いていても何も変わりません。

エネルギーの無駄です。

さっさと切り替えましょう。

変えられないものに焦点を当ててしまうと・・・

変えられないものに焦点を当てすぎてしまうと、以下のような影響が生じます。

ストレスや不満

変えられないものに執着することは、ストレスや不満感を引き起こすことがあります。

自分が変えることのできない状況や他人の行動に対して無力感や欲求不満を感じることがあります。

例えば、いわゆるクレーマーの基本的な姿勢はほぼ変わりません。

彼らは、不安や期待をこれでもか!というくらい前面に押し出してきます。

相手がどう思うかなんてあまり考えていません。

自分の信念や理想、不安や期待などのギャップについて苦しみ、本人なりに至って真面目に考えています。

我々は、その特性を変えようとあくせくするのは適切ではありません。

私たちのエネルギーが枯渇するだけです。

真摯に傾聴したり、対応したりするのみです。

割り切ってプロ根性で乗り切るしかありません。

環境を変えてしまうのも手ですね。

成長の制約

変えられないものに固執すると、自己成長や進歩の機会を逃すことがあります。

変化や挑戦を避け、新たな可能性やチャンスを見逃すことになるかもしれません。

スポーツの世界は分かりやすいと思います。

勝敗はつきものです。失敗を相手のせいにしても何も変わりません。

自分ができることを考えて、コツコツと練習をしたほうが生産的です。

対人関係の悪化

変えられないものにこだわり続けると、他人との関係が悪化する可能性があります。

他人の行動や考え方に対して厳しい評価をし、寛容さや理解を欠くことで、コミュニケーションの円滑さが損なわれることがあります。

割り切って自分ができることに焦点を当てたほうがいいに決まっています。

ただし、感情はおいてきぼりをくらってしまいます。

その感情は押し殺してはダメですね。

ロボットではないのですから。

自己受容してください。

できなかったら信頼できる人に相談してください。

そうこうしているうちに、自分なりに考えを整理できるようになります。

遠回りなようですが、一番近道だと思います。

チャンスの損失

変えられないものに執着することで、新たな機会や可能性を見逃すことがあります。

変えられる部分に注力する代わりに、固定的な考え方や制約にとらわれてしまい、自己成長や成功の機会を逃す可能性があります。

要は時間の無駄ということですね。

チャンスはもんもんとしている間にするりと逃げてしまいます。

できるだけ早く切り替えたほうがいいに決まっています。

ただ感情がついていくことができないのは無視できないと思います。

私は、感情は大切にします。

だってそう思ったんだから。

それは受け入れる。

それを否定するのはちょっと抵抗があります。

そんなに割り切ることができません。

長い時間をかけて感情と向き合うことでしか解決する道はないと思います。

他になにか熱中できる勉強や趣味を探す。

健康的な生活習慣を取り入れるなども並行して行いたいですね。

心の不安定さ

変えられないものにこだわり続けることは、心の不安定さを引き起こすことがあります。

自己価値や幸福感が変えられないものに依存している場合、それが揺らぐと心の安定性に影響を与えるかもしれません。

不安定になるとろくなことが起きません。

いつもはそうでないのに、自他に攻撃的になったり、睡眠にも影響が出たりすることもあります。

そんな状態は一刻も早く脱したいですよね。

変えられない過去や人に注視するのはほどほどにして、自分ができることにエネルギーを注ぎましょう。

このように、変えられないものに過度にこだわり続けることは、自己成長や幸福感を制限し、ストレスや不満を生み出す可能性があります。

バランスを持ちながら、変えられるものに焦点を当てることが大切ですね。

変えられるものに焦点をあてるために

変えられるものに焦点を当てるためには、以下のようなことが役立つでしょう

目標を設定する

自分が変えたいと思う具体的な目標を設定しましょう。

目標を明確にすることで、取り組むべき課題や行動が明確になります。

私は、家族と豪華客船で世界を旅行をするという目標があります。

その目標を達成するためには課題が山積していますが。

本気で達成したいと考えています。

アクションプランを作成する

目標達成に向けた具体的なステップやアクションを計画しましょう。

計画を立てることで、変えたいことに取り組むための方針や手段が明確になります。

家族と豪華客船に乗って世界を旅するために、まずは資金調達が課題です。

でも、数百万円もの資金をどのように捻出すればよいのでしょうか。

もっと稼ぐ必要があります。

貯金する必要があります。

投資で資金を運用する必要もあるでしょう。

小さなステップで始める

大きな変化を達成するためには、小さなステップから始めることが重要です。

目標を達成するためにできることの中から、最初に実行可能な小さなステップを選び、取り組んでみましょう。

資金調達のために、毎月の給料の10%を自動的に貯金するようにしています。

10%では物凄く時間がかかってしまうかもしれません。

でもこの小さなステップが大切だと思います。

塵も積もればというじゃないですか!!と勝手に思っています。

自己効力感を高める

自己効力感は、自分が目標を達成できるという信念です。

自己効力感を高めるためには、成功体験を積み重ねることが重要です。

自分が変えられるという自信を持ちましょう。

例えば、時間を守るという目標を達成することでもよいでしょう。

ほんの小さな目標達成を積み重ねること。

それが大きな自信につながります!

ポジティブな環境を作り出す

変化を促すためには、ポジティブな環境を作り出すことが重要です。

周囲の人々や場所、情報の選択に気を配り、自分をサポートし、やる気を引き出す要素を取り入れましょう。

私の家にはテレビはありません。

そのように環境を設定しました。

テレビは教養が身についたり、娯楽として楽しむことができたりします。

一方で、時間泥棒です。

受身的で必要でない情報が入って集中力を妨げます。

私は、テレビに時間を費やすのではなく、家族とのふれあいだったり、読書など生産的な活動に時間を使いたいと考えています。

自己振返りを行う

定期的に自己振返りを行い、進捗状況や課題を見直しましょう。

自分の行動や結果を客観的に評価し、必要な修正や改善点を把握することで、変えたいことに向けた努力を継続することができます。

最近、仕事で困難なことが続き、ストレスで夜中に起きてしまうことが続きました。

このままではやられると危機感を感じ、生活習慣を振り返りました。

気づいたのは、身体をより疲れさせてから就寝すれば自然に眠ることができるのでないだろうかということでした。

さっそく朝の運動を軽いものに変える代わりに、寝る前に30分ほどエアロバイクを漕ぐように生活習慣を改めてみました。

まだ検証中ですが、夜中起きたとしても身体が疲れているので、しばらくすると眠りにつくことができるように変わっていきました。

また、眠れないだろうなという不安感が少なくなったので、布団に入るのが楽しくなりました。

好きなことを考えながら目を閉じているうちに寝入ってしまいます。

生活を振り返りを行うと、自分に必要な何かが見えてきます。

現状と照らし合わせて、こうしたらもっと良くなるだろうと仮説を立てることが大切です。

自分自身の生活を見直し検証していくことは、自分ができる(変えられる)ことですね。

まとめ

お気付きの通り、変えられるものに焦点を当てることでしか、前へ進む方法はありません。

ただし、人は感情というものを持っています。

ロボットではありません。

自分自身のネガティブな感情も認めることもとても大切なことだと感じています。

すべてがすべてスパッと割り切るなんてできません。

自己受容しながら、自分ができることにフォーカスをあてるのです。

そうすると、いつしか好循環になっていくタイミングがあります。

それでは。

みなさんが健康で生き生きと毎日をおくれますように!!

最後まで読んでくれてありがとうございました!!

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この記事を書いた人

名前:「実践!はたらきガイド」主宰、ユウキイチロウ

職業:企業の課長 / ブログ運営者

年齢:40代


一緒に働く喜びを分かち合い、はたらくことの意義を深めましょう。

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