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『プロフェッショナル 仕事の流儀』東京03に学ぶ、価値観を共有する仲間と歩む

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目次

はじめに

「本当に面白いと思えるものを、心から信じる仲間と一緒に作りたい」──これは、コント師・東京03の歩みに込められた、力強いメッセージでした。

私たちは仕事の中で、しばしば“正解らしきもの”に寄り添い、他者の期待に応えようと無理を重ねてしまいがちです。

しかし、それでは本当の力は引き出されません。

大切なのは、価値観を共有できる仲間と出会い、自分たちの信じる方向へと進む勇気を持つこと。

このブログでは、『プロフェッショナル 仕事の流儀』「不器用な覚悟~コント師・東京03」(放送日:2022年10月28日)の回から、「チームで何かを創り上げる」とはどういうことかを考えます。

番組で感じたこと、そして私自身がチームマネジメントにおいて大切にしていることを重ね合わせながら、読者の皆さんと“価値観を共有する仲間と歩む力”について考えていきたいと思います。

東京03の歩み──愚直に笑いを積み重ねた

2003年に結成されたお笑いトリオ・東京03。

飯塚さんを中心に、角田さん、豊本さんの3人で活動を始めた彼らは、“売れる”よりも“本当に面白いと思えるネタ”を旗印に掲げ、その姿勢を貫いてきました。

番組で描かれたのは、3人が価値観を共有し、共に「心から面白い」笑いを追求してきた軌跡でした。

※番組内容の引用は著作権法に基づき最小限の範囲で行っております。

迷いを越えて、自分たちの「本当に面白い」を信じた転換点

それまでの“流行に合わせる笑い”から、自分たちの価値観を大切にした笑いへと方向転換した姿には、強く共感しました。

私自身もチームマネジメントにおいて、「本当に自分が信じられる方針」を打ち出すことの難しさと大切さを、日々実感しています。

現場では「迷い」の連続です。

これまでやってきたものでは、これから立ち行かなくなるだろう。

もっと効率的に、しかも効果があるものにしていくためには、どうしたらよいのだろうか。

しかも、顧客のニーズに合ったものにするためには、どのようにしたらよいのだろう。

こういった構想を持っているんだけど・・・

賛同してくれるだろうか。

どうかな~

上手くいくかな~

迷い・・ありますよね。

完璧や正解なんてないんだし・・

先のことなんて、誰も分かりません。

そんな時は、自分の直感を大切にしています。

このようなものにしたい!

どうしてかというと、こうだから!

メリットはこうで、デメリットはこうで。

この件について、チームの仲間に相談してみよう。

そうだ!前例があるかなど、調査してみよう。

よし! 素案を作って、上司に前相談してみよう。

私は、このように「直感」をもとにして、突き進んでいくことが多いです。

ドキドキするけど、楽しいです!

「直感」を信じて、その価値をチームで共有し突き進んでいくプロジェクトほど、楽しいことはありません!

上手くいかなくてもいい。

チームの仲間と共に歩んでいく。

チーム一丸となって、突き進んでいく!

このプロセスには、やりがいを強く感じます。

私にとっては、娯楽のようなものです。

上手くいかなくてもいいんです。

検証の一過程ですから。

もし失敗したら・・と考えます。

考えますよね。

分かります。

でも、そんな時は、再検証する機会を得られてラッキー!と叫びましょう。

また前進することで、より質の高い結果につながるのだから、ラッキー!なのです。

きっと、東京03も彼らの「直感」を大切にしたんだと思います。

「売れる、世の流行に合わせた笑い」ではなくて、「自分たちが本当に面白いと思えるお笑いをつくっていこう」

そのほうが面白いに決まってる!

そんな「喜び」や「やりがい」を感じていたのかもしれませんね!

センスよりも、場数──愚直なまでに積み重ねる力を信じて

センスがないなら場数を踏むしかない

この東京03の姿勢は、私が現場で心がけている“継続と実践”の精神に通じます。

すぐに結果は出なくても、信じてやり続けること。

舞台で場数を踏み、お客さんの反応をダイレクトにつかむ。

失敗も成功も糧にしていく。

コツコツと場数を積み重ねていく。

あーでもない、こーでもない、時には仲間と意見を激しく交し合い

愚直に、コツコツと場数を踏む

目指すところはチームの仲間と共有して

私の価値観に通じるものがあります。

私は、特に他より秀でているところはありません。

ただただ、場数を踏んで、現場で検証を積み重ねている。

そんな自分ができることは何か

社会や組織、他者に貢献できることはな何か

をずっと考え続けてきました。

そして、「チームマネジメントでシナジーを発動させ、チーム一丸となって、社会や組織、他者に貢献する」

という思いを強く持つようになりました。

そんな理想を持って、現場で愚直に場数を積み重ねていく

ただ、これだけなのです。

残念ですが、私にはチームをまとめるカリスマ性やセンスなど、持ち合わせておりません。

そんな私に残された道は、場数を人より多く踏んで、検証を積み重ねていくしかありません。

継続は力なり

私の、人生の格言でもあります。

そのが、他者貢献や社会貢献につながるのなら、私は幸せです!

価値観を共有し、仲間と歩む──チームでしか見えない景色へ

東京03の歩みは、リーダーが信じる価値観を仲間と共有し、共に積み上げてきたものでした。

私もまた、チームで働く日々の中で「信じること」「任せること」「ともに悩むこと」の意味を問い直しました。

あなたが、大切にしていることは何ですか。

そのために、あなたは何をする必要がありますか。

そのアクションが、どういった意味や意義をもつのでしょう。

そして、どのように社会や組織、他者への貢献へとつながっていくのでしょう。

メリットもデメリットも、すべてさらけだして

あなたは、チームマネジメントの中心として、価値を掲げていく。

きっと、思っていただけでは、伝わることはないでしょう。

チームのメンバーと、あなたのやりたいことを伝え、今すぐ価値を共有しましょう!

チームの心が一つになればなるほど、シナジーを発揮することができます!

シナジーは物凄く強力な武器となります。

それが、チームマネジメントです!

東京03は、私たちにとても大切なことを教えてくれました。

ただただ、感謝です!

──あなたのチームにも、きっと希望の光は灯せると信じています。

結城 一郎

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この記事を書いた人

名前:「実践!はたらきガイド」主宰、ユウキイチロウ

職業:企業の課長 / ブログ運営者

年齢:40代後半


一緒に働く喜びを分かち合い、はたらくことの意義を深めましょう。

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